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アルコール依存症とは、お酒の飲み方(飲む量、飲むタイミング、飲む状況)を自分でコントロールできなくなる病気です。
飲むことで身体・家庭・仕事に悪影響をおよぼしているとわかっていても、自分の意志ではやめることができなくなっています。死に至る進行性の病気ですので、適切な治療が必要です。
アルコールを飲み続ける期間が長いほど、健康問題、社会問題が深刻化します。早期発見、早期治療なら、治療効果もあがります。
アルコール依存症になると、自力で回復することが困難なため、医療機関での治療が必要です。また、治療に際しては、あなたの「治療を受けたい」「お酒を止めたい」という気持ちが最も大事です。
アルコール依存症は病気です。
でも、回復の希望のある病気です。
身体に、家庭に、仕事に大変な悪影響を及ぼしてしまう前に、家族や自分がアルコール依存症と気付いたら、まずは専門の医療機関に相談することが大切です。あなたの「お酒を止めたい」気持ちを、私たちが一緒にサポートします。
あなたは大丈夫ですか?
アルコール依存症
スクリーニングCAGEテスト
自分の飲酒量を減らさなければと感じたことがある
他の人に自分の飲酒について非難され、気にさわったことがある
自分の飲酒について悪いとか、申し訳ないと感じたことがある
神経を落ち着かせたり、二日酔いを治すために「迎え酒」をしたことがある
もっと詳しくチェックされたい方は、独立行政法人国立病院機構久里浜医療センターによってつくられた日本人向けのアルコール依存症のスクリーニングテストをご参考ください。
虹と海のホスピタルのアルコール・リハビリテーション・プログラム(ARP)は、これから続くアルコール依存症からの回復のための第一歩です。
プログラムを通じて、アルコール依存症に対する知識を深め、アルコール問題を振り返ることで、ともに回復の道を歩んでいきましょう。
アルコール依存症からの回復には長い時間を要しますが、あきらめずに取り組んでいきましょう。
今までの飲酒生活を振り返るための貴重な機会ですので、入院のみのプログラムです。
実際の断酒生活に役立つことを目的として、「アルコールを避ける生活の送り方」「酒の誘いの断り方」「飲みたくなった時の対処法」「やめていたのに飲んでしまった時の対処法」など、具体的で実践的な内容を取り入れています。
入院治療プログラムでは、久里浜医療センターの新しい認知行動療法をはじめ、下記の内容を取り入れています。
厚生労働省のアルコール専門研修を修了した医師と看護師、作業療法士、臨床心理士、ソーシャルワーカーが、チームで担当します。
受診は予約制となっておりますので、まずはお電話にてお問い合わせください。お酒の飲みすぎが気になる方、お気軽にご相談ください。
患者さんがアルコール依存症という病気になり、ご家族もご心配されていると思います。患者さんがなかなかお酒を止めてくれなかったことで、大変なご苦労をされてきたことでしょう。
ご家族がお酒の病気のことを正しく知っていくことでご本人や家族全体が変わっていく解決の糸口が見えてきます。あきらめないであなたができることからやってみましょう。
当院ではアルコール依存症のご家族のために毎週家族教室を行っています。家族教室には、今あなたが抱えている悩みや苦しみをわかってくれる同じ立場の他のご家族も参加されることがあります。きっと解決策を見つけることができるはずです。ぜひご参加ください。お待ちしております。
対象者 | 当院にアルコール依存症で入院・通院されている患者様のご家族 |
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日 時 | 毎週火曜日 午後15時30分~16時30分 (4回1クール) |
場 所 | 当院2階 OT室 |
費 用 | 無料 |
備 考 | 日程や時間の都合が合わない場合は日程調整も考慮できます。 |
連絡先 | 0955-77-5120 (外来直通) |